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海のお話




03:ザトウクジラ

世界一大きな動物、クジラ。 クジラといっても種類は様々で、大きさも4,5メートルの小さなものから、30メートルを越える大きなものまで。現在70数種に分類されているクジラですが、ここパースで見られるのはザトウクジラ。 どんなクジラかというと、よく見かけるクジラの絵を思い出してください。お腹が白く、線が入っているクジラを見かけますよね。それがザトウクジラです。 パースでクジラを見ることの出来る季節は、冬から初夏にかけて(9月〜11月)の3,4ヶ月。 彼らは普段は南極海に暮らしているのですが、繁殖期になるとパースよりも北の暖かい海へと北上し、そこで子供を産み、育てます。そして、繁殖期が終わり、南極海へ戻っていく途中、パースで休息をとります。そのため、見かける事の出来るクジラは親子のクジラがほとんど。お母さんクジラと、それに寄り添って泳ぐ子クジラの姿は、とてもほのぼのとしていて、見ているとなんだか癒されてくる気がします。 親子が並んでいると、小さくてかわいく見える子クジラですが、さて子供は一体どれくらいの大きさだと思いますか? 誕生時で体長は4m、重さ2トン。さすが、世界一大きな動物ですよね。 生まれてきた子供は、お母さんと一緒に行動し、お母さんのミルクを飲んで育ちます。このクジラのミルクは、私達が普段飲んでいる牛乳と比較すると、水分が少く、脂肪分が高いそうです。これだけ大きな体を維持するには、栄養がたっぷり入ったミルクが必要なんでしょうね。 11ヶ月もすると、体長は約2倍の9mにまで成長し、いよいよ親離れの時期を迎えます。 クジラが普段生息する南極海には餌となるオキアミ(海老の小さいもの)が沢山生息しているので、1日に何トンものオキアミを食べるクジラに最適の環境です。 これだけの巨体がジャンプする姿は、見事な迫力があります。 私が体験したクジラウォッチングの様子も読んでみて下さいね。