水族館へ行くと、シャチ、イルカ、アシカのショウを見ることが出来ます。彼らはよく訓練されていて、笛、サインなどの合図で様々な技を見せ観客を驚かせます。
さて、このように水族館や囲いの中に住むイルカ、シャチ、アシカ達は、この生活をどう感じているのでしょうか?
いろいろな意見があると思いますが、私は、囲いの中の生活は彼らにとって肉体的にも精神的にも大変な負担を与えていると思います。
イルカは最高、約時速40キロの速さで泳ぐ事が出来ます。この速さで広い海を泳ぐのです。ある波の穏やかな日に、私は船に乗っていました。するとイルカが船に近づいてきて、船の作る波に乗って泳ぎだしました。船が方向を変えても、また近づいてきて波乗りを楽しんでいるのです。船が群れから離れると、またイルカが寄ってくるの繰り返しで長い間、船に沿って泳いでいました。
また別の日には、船では近寄れないほどの大きな波でサーフィンをして遊んでいました。
40匹ほどの群れが1度に波に乗るのです。中には波に乗りその勢いでジャンプを見せてくれるイルカもいました。
シャチやアシカも同じように海での生活と比較すると運動量、運動方法に大きな違いがあります。水族館のシャチの背びれが折れ曲がってしまっているのは、そのためです。
さらに賢い彼らにとって、狭い囲いの中に入れられる事はストレスを与えます。
アシカの例をあげてみましょう。パースに住むアシカは、お昼寝が大好きで大半はお昼寝をしているでしょう。餌を食べお腹が一杯になればビーチへゴロンと横になり気持ちよさそうに日向ぼっこをしながらお昼寝をします。しかし、水族館で生活をするアシカは落ち着きがなく、プールから出たり入ったりしていました。
またイルカは群れで生活をする、仲間意識の強い生き物です。それが群れから離され囲いの中に入れられているのです。
生き物は賢くなればなるほど、ストレスも感じやすくなります。
鳥かごのような檻に入れられた小さいお猿さんが、自分の頭を檻にがんがん打ち付けているのを見かけました。サルは賢いのでストレスを感じやすいのです。
ですから人間よりも脳にシワが多いイルカは大きなストレスと受けているのです。
実際に、プールに入れられたイルカの寿命はかなり短くなります。自殺をしたイルカもいるくらいです。
もし、私達がこうした生き物を見たいのなら、実際に野生のイルカを見に行けばよいのです。もちろん水族館に行くより時間もお金も掛かりますが、だからといってそのために彼らの命を私達に買う権利はありません。
皆さんはどう思いますか?
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