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海のお話




09:ロットネスト島のイルカ達

今回はみんなの人気者、イルカをご紹介したいと思います。
ここパースでは、約20キロ沖に位置するロットネスト島でイルカを見ることが出来ます。 ロットネスト島は保護区に指定されており、珊瑚や様々な魚が沢山生息しています。 このあたりには約200頭のバンドウイルカが生息しています。 イルカは群れで助け合いながら生活する生き物。15匹程で1つの群れをつくり生活をします。この群れと群れが一緒に行動をすると、大きな群れになります。 イルカ達は、波乗りが大好き。パースは普段から風が強いので、島の周りを取り囲む岩は、時には大きな波を作り出し、イルカの格好の遊び場にもなっています。 一度、大波でサーフィンをして遊ぶイルカ達を見ることが出来ました。 50頭ほどのイルカが船で近づけない程の大波の坂を一気にすべり降りて遊んでいました。 初めて目にした光景で、イルカの運動能力を見せ付けられた感じです。 しかし、全く波のない日もあります。水面が鏡のように平らで、シュノーケルをする私にとってはこんな日は最高。しかし、イルカにとってはつまらないんです。 こんな日は退屈しているイルカは、船を見つけると急いで近づいてきて船の作る波に乗って遊び始めるのです。 最高時速40キロの速さで泳げるイルカは余裕顔で船の前を泳いでいます。 船の上からイルカを見ていると、とても楽しそうに泳ぎ、時にはお腹を見せたり、目が合うなんて事も。 こんな速さで泳いだり、サーフィンしたり、とても運動好きなイルカですが、彼らは一日にどれくらいの魚を食べると思いますか? イルカの体重、摂取する魚にもよりますが、1日に約10キロから20キロの餌を食べています。 漁の仕方は、イルカの仲間同士で魚の群れを囲ったり、尾びれで魚をたたいて気絶させたり、さらには強い超音波で気絶させる事もあるんです。 お腹がいっぱいになると、お昼寝をするイルカだって出てきます。 お昼寝を始めると、動きがゆっくりになって、あまり動かなくなります。こんな時は、イルカを発見しても、そっとしてあげるのが大切。 親子イルカを見かけることも良くあります。子供イルカは、親イルカをそのまま小さくしたような感じで、泳ぐ方向、潜るタイミングも一緒。いつも母親にぴったりとくっ付いて泳いでいます。 しかし、中には好奇心のある子供イルカもいて、1頭でちょっとだけ群れを離れ、船の方へ近づいてくるなんて事もありました。 母親イルカが 「早くこっちへ来なさい。行くわよ。」 と言っているかのように、そばで子供イルカを待っていたのが印象的でした。 イルカの社会、生活はなんだか人間と似ている所がありますね。
*もっとイルカについて知りたい方は、 Dolphin Q&A もチェックしてみてくださいね。